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イコライザーをギターに!おすすめ7選と音抜けを良くする使い方

イコライザーをギターに!おすすめ7選と音抜けを良くする使い方

「バンドで合わせると、自分のギターの音が埋もれて聞こえない…」 「ソロの時だけ、もう少し音量と中音域を前に出したい!」 そんな悩みを抱えていませんか?

結論から言うと、その悩みは「ギター用イコライザー」を足元に1台追加するだけで劇的に解決します。アンプのツマミだけでは調整しきれないオイシイ帯域をピンポイントで持ち上げ、一気に「抜ける音」を作ることができるからです。

本記事では、数あるイコライザーの中から、定番のBOSSやノイズレスなMXRなど、本当におすすめできる厳選7機種を徹底比較しました。迷った方は、王道の大定番である「BOSS GE-7」か、ノイズレスでクリアな「MXR M109S」を選べば間違いありません。

記事の後半では、失敗しない選び方や「エフェクターボードのどこに繋ぐべきか?」という接続順のコツも解説しています。ぜひ最後まで読んで、理想のギターサウンドを手に入れてください。

目次

ギター用イコライザーの役割とは?音抜けの悩みを解決!

結論から言うと、ギター用イコライザー(EQ)は、アンプのツマミだけでは作れない音を実現する「音作りの最終兵器」です。

バンドアンサンブルの中で「自分のギターの音が埋もれてしまう」と、悩んだ経験は誰にでもあるはずです。

そんな時、ギターのオイシイ帯域(中音域など)だけをピンポイントで持ち上げ、一気に音抜けを改善できるのがイコライザーの最大の役割です。

また、全体の音量を上げる「クリーンブースター」として使ったり、不要な低音をカットしてスッキリさせたりと、その用途は多岐にわたります。

アンプのBass/Mid/Trebleという大雑把な調整とは異なり、足元で瞬時に、かつ緻密に音色を切り替えられるのが最大の魅力です。

まずは、当サイトが厳選した「おすすめトップ3」の早見表をご覧ください。

  • 1位:BOSS GE-7 Graphic Equalizer(王道の大定番・迷ったらコレ)
  • 2位:MXR M109S Six Band EQ(ギターに特化した6バンド・ノイズレス)
  • 3位:Empress Effects ParaEq MKII(究極のパライコ・緻密な音作り)

続いて、今回ご紹介する全7機種のスペックを一括比較できる表です。ご自身の予算やプレイスタイルに合わせて、最適な一台を見つけてください。

メーカー 商品名 タイプ バンド数 電源 目安価格
BOSS GE-7 Graphic Equalizer グライコ 7 9V 約14,300円
MXR M109S Six Band EQ グライコ 6 9V 約24,200円
MXR M108S Ten Band EQ グライコ 10 18V 約30,800円
Empress Effects ParaEq MKII パライコ 3 (Q調整付) 9V 約44,000円
Wampler Pedals EQuator グライコ/パライコ混成 4 (内2つパラ) 9-18V 約41,800円
JHS Pedals Haunting Mids パライコ(Mid特化) 1 (Sweep) 9V 約26,400円
BEHRINGER EQ700 Graphic Equalizer グライコ 7 9V 約5,170円

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

失敗しない!ギター用イコライザーのおすすめな選び方

ギター用イコライザーを選ぶ際、適当に買ってしまうと「思った音にならない」「ノイズがひどい」と後悔することになります。

自分のプレイスタイルや解決したい悩みに合わせて、タイプ、バンド数、ノイズ対策の3つのポイントをチェックすることが重要です。

ここでは、初心者でも迷わず最適な1台を見つけられるよう、具体的な選び方の基準を解説します。

グライコとパライコの違いで選ぶ

イコライザーには、大きく分けて「グラフィック・イコライザー(グライコ)」と「パラメトリック・イコライザー(パライコ)」の2種類があります。

初めてイコライザーを買う方には、圧倒的にグライコがおすすめです。

グライコは、あらかじめ決められた周波数帯域(100Hzや800Hzなど)ごとにスライダーが並んでいます。視覚的に「低音を削る」「中音域を上げる」といった操作ができ、直感的に音作りができるのが最大のメリットです。

一方、パライコは、自分でコントロールしたい周波数をツマミで探し当ててブースト/カットする仕組みです。さらに「Q幅」と呼ばれる、影響を与える帯域の広さまで細かく設定できるため、非常に緻密な音作りが可能です。

「特定の嫌な周波数だけをピンポイントで削りたい」といった玄人向けの用途には、パライコが威力を発揮します。しかし、操作が複雑になるため、まずは直感的なグライコから試すのが王道です。

バンド数(6・7・10)で選ぶ

グライコを選ぶ際、スライダーの数である「バンド数」も重要なチェックポイントです。ギター用としては、主に6バンド、7バンド、10バンドの3パターンがあります。

  • 6バンド:ギターの「オイシイ帯域」である100Hz〜3.2kHz付近に特化しています。無駄な帯域がないため、セッティングが素早く決まります。
  • 7バンド:BOSSのGE-7などに代表される大定番です。50Hz〜6.4kHzあたりまでカバーし、ギターの全音域をバランス良く調整できます。
  • 10バンド:31.25Hzの超低音から16kHzの超高音まで、非常に細かく分割されています。

「ギターの音抜けを少し良くしたい」程度なら、6〜7バンドで十分すぎるほどの効果が得られます。バンド数が多すぎると、かえってセッティングに迷ってしまうことも少なくありません。

ただし、7弦ギターやダウンチューニングを多用する方、あるいはアコギやベースと兼用したい方には、より広い帯域をカバーできる10バンドがおすすめです。

18V駆動などノイズ対策で選ぶ

イコライザーを使う上で、避けて通れないのが「ノイズ問題」です。特定の帯域を強くブーストしたり、全体の音量を上げたりすると、どうしてもサーッというホワイトノイズが乗りやすくなります。

このノイズ問題を解決する鍵となるのが、エフェクターの駆動電圧(ヘッドルームの広さ)です。

一般的なエフェクターは9Vで駆動しますが、MXRの10バンドEQなど、一部の本格的なモデルは18V駆動を採用しています。電圧が高いほど「ヘッドルーム(音が歪むまでの余裕)」が広くなり、過激なブーストをしても音が濁らず、ノイズを最小限に抑えることができます。

また、内部のパーツにノイズレスな高級部品を使っているかどうかも重要です。価格の安いモデルは手軽ですが、ブースト時のノイズが目立ちやすい傾向があります。

「ソロの時にガッツリ音量を上げたい」「レコーディングでも使いたい」という方は、少し予算を上げてでも18V駆動や低ノイズ設計のモデルを選ぶのが正解です。

ギター用イコライザーおすすめ7選!定番から名機まで徹底比較

ここからは、数あるギター用イコライザーの中から、特におすすめの7機種を厳選してご紹介します。

王道の大定番モデルから、圧倒的な音作りが可能なハイエンド機まで、幅広くピックアップしました。

ご自身のプレイスタイルや、解決したい音の悩みに合わせて、最適な一台を見つけてくださいね。

1. BOSS GE-7 Graphic Equalizer

BOSSの「GE-7」は、世界中のギタリストの足元に置かれている、まさに王道のグラフィック・イコライザーです。

「とりあえず最初の1台が欲しい」という方には、間違いなくおすすめできる大定番モデルです。

項目 スペック
メーカー BOSS
商品名 GE-7 Graphic Equalizer
タイプ グライコ
バンド数 7バンド
電源 9V
目安価格 約14,300円

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。

100Hzから6.4kHzまでの、ギターにとって最もオイシイ7つの帯域をコントロールできます。各バンドは±15dBの範囲でブースト・カットが可能で、直感的な音作りが可能です。

全体の音量を調整するレベル・コントロールも搭載しているため、ソロ用のブースターとしても大活躍します。中音域をグッと持ち上げれば、バンドアンサンブルでも埋もれない太いリードトーンが作れますよ。

多機能なパライコと比べると細かい周波数の指定はできません。裏を返せば、初心者でも迷わずにスピーディなセッティングができるという強みの証拠です。

2. MXR M109S Six Band EQ

MXRの「M109S」は、ギターの帯域に特化した6バンドのグラフィック・イコライザーです。

ノイズレスな環境で、シンプルかつ効果的に音質を補正したい方にぴったりのモデルです。

項目 スペック
メーカー MXR
商品名 M109S Six Band EQ
タイプ グライコ
バンド数 6バンド
電源 9V
目安価格 約24,200円

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。

旧モデルから内部回路がアップグレードされ、ノイズリダクション回路が追加されました。これにより、大幅にブーストした際でもヒスノイズが非常に少なく、クリアな音質を保てます。

また、スライダーには高輝度のブルーLEDが搭載されています。暗いライブハウスのステージ上でも、現在のセッティングが一目で確認できる視認性の高さが魅力です。

マスターレベルのコントロールがないため、全体の音量だけを上げる用途には向いていません。その分、余計なツマミがないため、音質補正に特化して直感的に使えるのがメリットです。

MXR / M109S Six Band Graphic EQ 6バンド・グラフィックイコライザー【アウトレット特価】 【池袋店】

MXR / M109S Six Band Graphic EQ 6バンド・グラフィックイコライザー【アウトレット特価】 【池袋店】

¥20,900〜

3. MXR M108S Ten Band EQ

MXRの「M108S」は、より緻密な音作りを追求するギタリスト向けの10バンド・イコライザーです。

18V駆動による圧倒的なヘッドルームの広さが特徴で、プロの愛用者も多い名機です。

項目 スペック
メーカー MXR
商品名 M108S Ten Band EQ
タイプ グライコ
バンド数 10バンド
電源 18V
目安価格 約30,800円

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。

31.25Hzから16kHzという幅広い帯域をカバーし、ギターだけでなくベースやキーボードにも対応します。18V駆動のため、激しくブーストしても音が歪みにくく、極めてクリアでノイズレスなサウンドが得られます。

入力ゲインと出力ボリュームのスライダーを独立して備えているのも大きなポイントです。アンプをプッシュするためのクリーンブースターとしても、非常に優秀な働きをしてくれます。

サイズがやや大きく、エフェクターボードのスペースを取るのが難点かもしれません。しかし、これ1台でドンシャリからミッドブーストまで、あらゆる音作りを網羅できる心強い存在です。

国内正規品 / MXR エムエックスアール M108S TEN BAND EQ イコライザー エフェクター

国内正規品 / MXR エムエックスアール M108S TEN BAND EQ イコライザー エフェクター

¥27,610〜

4. Empress Effects ParaEq MKII

Empress Effectsの「ParaEq MKII」は、スタジオ機器レベルの品質を誇るハイエンドなパラメトリック・イコライザーです。

特定の周波数帯の嫌な膨らみをカットしたり、オイシイ帯域だけをピンポイントで持ち上げたい方に最適です。

項目 スペック
メーカー Empress Effects
商品名 ParaEq MKII
タイプ パライコ
バンド数 3バンド(Q幅可変)
電源 9V
目安価格 約44,000円

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。

低域・中域・高域の3つの帯域に対して、中心周波数とQ幅(帯域の広さ)を自由に設定できます。アンプのEQやグライコでは絶対に手が届かない、かゆいところに手が届く緻密な補正が可能です。

さらに、最大30dBという驚異的なクリーンブースト機能を搭載しています。EQセクションとは独立してON/OFFできるため、ソロ用の強力なブースターとしても機能します。

価格が高価で、機能が多いため初心者には少しハードルが高いかもしれません。音作りに妥協したくない上級者にとっては、一生モノの機材となる頼もしいペダルです。

Empress Effects / ParaEQ MKII Deluxe EQ w/Boost Pedal (Deluxe Version) パラメトリック イ

Empress Effects / ParaEQ MKII Deluxe EQ w/Boost Pedal (Deluxe Version) パラメトリック イ

★★★★★ 5.0(1件)¥59,400〜

5. Wampler Pedals EQuator

Wampler Pedalsの「EQuator」は、グライコの使いやすさとパライコの緻密さを兼ね備えたペダルです。

中音域のコントロールにこだわりたいけれど、操作が複雑すぎるのは避けたいという方におすすめです。

項目 スペック
メーカー Wampler Pedals
商品名 EQuator
タイプ セミパライコ
バンド数 4バンド
電源 9V〜18V
目安価格 約41,800円

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。

低域(Bass)と高域(Treble)は固定の周波数で、直感的に調整できます。一方で、ギターの音抜けを左右する中音域(Mid)は、2つの帯域の周波数を自由に設定できる仕様です。

「アンプのドンシャリ感を補正しつつ、ソロの時は特定のミッドを押し出す」といった使い方が得意です。9Vから18Vまでの電源に対応しており、18Vで駆動させればさらにクリアで立体的なサウンドになります。

フルパラメトリックEQほどの自由度はありません。しかし、ギターの音作りに必要な帯域に絞られているため、現場で素早くセッティングできるのが魅力です。

【中古】【輸入品・未使用】Wampler Pedals EQuator [並行輸入品]

【中古】【輸入品・未使用】Wampler Pedals EQuator [並行輸入品]

¥93,734〜

6. JHS Pedals Haunting Mids

JHS Pedalsの「Haunting Mids」は、その名の通り「中音域(Mid)」のコントロールに特化したユニークなペダルです。

お気に入りの歪みエフェクターのキャラクターを変えたり、強烈なミッドブースターを探している方に最適です。

項目 スペック
メーカー JHS Pedals
商品名 Haunting Mids
タイプ パライコ(ミッド特化)
バンド数 1バンド
電源 9V
目安価格 約26,400円

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。

コントロールはVolume、Mids、Sweep(周波数)、Lo/Hiスイッチというシンプルな構成です。400Hzから7.5kHzまでの広範囲な中音域の中から、ブーストまたはカットしたいポイントを正確に狙えます。

Lo/HiスイッチでQ幅(影響を与える帯域の広さ)を切り替えられるのも特徴です。鋭く尖ったワウ半止めのようなサウンドから、自然で太いリードトーンまで、多彩な表情を作り出せます。

低域や高域の細かな調整はできないため、全体のバランスを整える用途には不向きです。特定の帯域を強烈に押し出し、バンドの中でギターの存在感を際立たせることに特化した尖った名機です。

JHS Pedals Haunting Mids [並行輸入品][直輸入品]【ジェイエイチエスペダルズ】【ミッドコントロール】【新品】

JHS Pedals Haunting Mids [並行輸入品][直輸入品]【ジェイエイチエスペダルズ】【ミッドコントロール】【新品】

★★★★★ 5.0(2件)¥21,980〜

7. BEHRINGER EQ700 Graphic Equalizer

BEHRINGERの「EQ700」は、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る7バンドのグラフィック・イコライザーです。

「イコライザーがどんなものか、まずは手軽に試してみたい」という初心者の方に強くおすすめします。

項目 スペック
メーカー BEHRINGER
商品名 EQ700 Graphic Equalizer
タイプ グライコ
バンド数 7バンド
電源 9V
目安価格 約5,170円

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。

数千円という驚きの低価格ながら、100Hzから6.4kHzまでの7バンドを±15dBでコントロール可能です。全体の音量を調整するレベルスライダーも備えており、基本的な機能は上位機種と遜色ありません。

安価なモデルですが、音質の変化はしっかりと実感できます。アンプのセッティングだけでは作れないドンシャリサウンドや、ミッドを強調した太い音を簡単に作れます。

筐体がプラスチック製のため、金属製のペダルと比べると耐久性に不安が残るかもしれません。自宅での練習用や、エフェクターの仕組みを学ぶための最初の一台としては、十分すぎる性能を持っています。

ベリンガー BEHRINGER EQ700 GRAPHIC EQUALIZER ギターエフェクター

ベリンガー BEHRINGER EQ700 GRAPHIC EQUALIZER ギターエフェクター

★★★★☆ 4.2(4件)¥5,377〜

イコライザーの接続順とセッティング術

ギター用イコライザーの効果を最大限に引き出す結論からお伝えします。それは、「エフェクターボードのどこに繋ぐか」で役割が全く変わるということです。

「せっかく買ったのに、思ったように音が変わらない」と悩む方の多くは、接続順に原因があるケースがほとんどです。

ここでは、歪みエフェクターとの位置関係による効果の違いと、プロも実践している具体的なセッティング例を解説します。

歪みエフェクターの「前」に繋ぐ場合

ギター本体のすぐ後、つまりオーバードライブなどの歪みペダルの「前」に繋ぐパターンです。この接続順は、「ギター本体のキャラクターそのものを変えたい時」に活躍します。

たとえば、シングルコイルのギターで太いハムバッカーのような音を出したい場合。イコライザーで中低音域(400Hz〜800Hz付近)をブーストしてから歪ませます。すると、歪みペダルに送られる信号が太くなり、結果として太いドライブサウンドが得られます。

逆に、ハムバッカーのモコモコした低音をスッキリさせたい時は、100Hz〜200Hz付近を少しカットしてから歪みペダルへ繋ぎます。

ギターを持ち替えた際の音量差や、ピックアップの特性を補正する用途として、非常に効果的なセッティングです。

歪みエフェクターの「後」に繋ぐ場合

歪みペダルの「後」、あるいはアンプのセンド・リターン(エフェクトループ)に繋ぐパターンです。この位置は、「最終的な音質の補正」や「ソロ用のボリュームブースター」として最適です。

歪んだ後の音に対してEQをかけるため、アンプのトーンコントロールを足元で操作しているような感覚で直感的に音作りができます。

特にギターソロで音量と音抜けをアップさせたい場合は、この位置が鉄則です。全体のレベル(音量)を上げつつ、中音域を少し持ち上げるだけで、バンドアンサンブルの中で一歩前に出る、抜けるリードトーンが完成します。

アンプの基本セッティングはバッキング用に作っておき、「ここぞ」という場面で踏むスイッチとして使うなら、歪みの後が圧倒的におすすめです。

目的別セッティング例

イコライザーの具体的な使い方として、定番のセッティング例を2つ紹介します。お手持ちのペダルで、ぜひ試してみてください。

1. バンドで抜ける「ミッドブースト」 ギターのオイシイ帯域である800Hz〜1.6kHz付近を山なりにブーストします。人間の耳に最も聞こえやすい帯域を強調することで、音量を上げすぎなくても、ボーカルやシンバルの隙間を縫って音が前に飛んできます。ソロの時に踏むセッティングとして、最も王道で効果的です。

2. メタルやハードロックの「ドンシャリ」 中音域(400Hz〜800Hz)をバッサリとカット(谷の形)にし、低音域(100Hz)と高音域(3.2kHz以上)を持ち上げるセッティングです。アンプのEQだけでは作れない、ザクザクとした鋭いリフに最適なサウンドになります。ただし、バンドで合わせると音が埋もれやすくなるため、ベースとの帯域被りには注意しながら微調整してください。

ギター用イコライザーに関するよくある質問(FAQ)

ギター用イコライザーの導入にあたって、よくある疑問にお答えします。機材選びや実際のセッティングで迷った際の参考にしてください。

アンプのEQ(Bass/Mid/Treble)との違いは?

アンプについているEQは、ざっくりとした広い帯域を調整するものです。例えばMidツマミを回すと、500Hz〜1kHz周辺が全体的になだらかに持ち上がります。

対してペダルのイコライザーは、より細かな帯域をピンポイントで調整できます。定番のBOSS「GE-7」なら、100Hzから6.4kHzまで7つの帯域に分割されています。

「アンプの音は気に入っているけど、あと少しだけ400Hzのモコモコ感をカットしたい」といった、かゆいところに手が届く緻密な音作りができるのが最大のメリットです。

ベース用のイコライザーをギターに使っても大丈夫?

結論からお伝えすると、ギターに繋いで音を出すこと自体は全く問題ありません。しかし、コントロールできる周波数帯域が異なる点には注意が必要です。

ギター用のイコライザーは、100Hz〜6kHz付近の帯域を中心に設計されています。これはギターのオイシイ音域(ミッドレンジ)を細かく調整するためです。

一方、ベース用は50Hz〜10kHzなど、より低い重低音域に特化しています。ギターで使うと、一番調整したい中音域のツマミが少なく、使いにくさを感じるはずです。基本的には、それぞれの楽器専用に設計されたモデルを選ぶのが確実です。

常にON(かけっぱなし)にしてもいいの?

はい、基本の音作りとして「かけっぱなし」で使うプロギタリストも多くいます。アンプの基本トーンを補正する目的であれば、常にONにしておくのが効果的です。

例えば、スタジオの定番であるJC-120などのトランジスタアンプを使う際が代表的です。特有の高音域の痛さを和らげるため、3kHz〜6kHz付近を少しカットしておきます。

また、バッファーとしての役割を期待して繋ぎっぱなしにするケースもあります。ただし、極端にブーストしすぎるとノイズの原因になるため、微調整にとどめましょう。

トゥルーバイパスの方がいいですか?

「絶対にトゥルーバイパスが良い」というわけではなく、用途によって異なります。トゥルーバイパスは、OFF時に回路を通らないため原音の劣化を防げるのが強みです。

一方で、BOSS製品などに採用されているバッファードバイパスにもメリットがあります。長いケーブルを使った際や、エフェクターを多数繋いだ際の音痩せを防いでくれます。

ボードの先頭に繋ぐならバッファー入り、スイッチャーに組み込むならトゥルーバイパス。このように、ご自身のシステム環境や接続順に合わせて選ぶのが最も賢い方法です。

マルチエフェクターのEQとの違いは?

最新のマルチエフェクターに内蔵されているEQも、非常に高品質で実用的です。数値で細かく設定できるため、パライコのような緻密な音作りも得意としています。

しかし、コンパクトエフェクターの最大の強みは「直感的な操作性」です。ライブ中のステージ上で、少しだけミッドを足したいと感じる場面は多いですよね。

マルチだと画面を開いて階層を潜る必要がありますが、コンパクトならツマミを動かすだけです。瞬時に音色を微調整したい方には、単体のイコライザーペダルが圧倒的におすすめです。

まとめ:自分に合ったイコライザーで理想のギターサウンドを作ろう!

ギター用イコライザーは、アンプだけでは作り込めない緻密なサウンドメイクを可能にする、まさに「音作りの要」となるエフェクターです。

バンドアンサンブルの中で「自分の音が埋もれてしまう」と悩んでいる方にとって、特定の帯域をブースト・カットできるEQは強力な武器になります。

迷った時はプレイスタイルに合わせて選ぼう

ここまで7つの名機をご紹介してきましたが、どれを選ぶべきか迷ってしまった場合は、以下の基準で選んでみてください。

  • 直感的に操作したい・迷ったらコレ:BOSS「GE-7」
  • ノイズレスでクリアな音質を求める:MXR「M109S」や「M108S」
  • 特定の周波数をピンポイントで狙いたい:Empress Effects「ParaEq MKII」

イコライザーは、歪みエフェクターの前段に繋ぐか後段に繋ぐかでも、得られる効果が劇的に変わります。

ぜひ、ご自身のプレイスタイルや機材環境に合わせて最適な一台を選び、理想のギターサウンドを手に入れてください。

今回ご紹介した定番モデルや、その他の人気イコライザーは以下のリンクから探すことができます。気になったモデルがあれば、ぜひチェックしてあなたのエフェクターボードに組み込んでみましょう。

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