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【2026年最新】アンプシュミレーターおすすめ8選!ハードとソフトの違いを徹底比較

「自宅で本格的な真空管アンプの音を出したいけれど、近所迷惑が気になって大きな音は出せない…」 「DTM(宅録)でプロのような高音質なギターサウンドを録音したい」 「ライブのたびに重いアンプを持ち運ぶのはもう限界…」

そんなギタリストの悩みを一気に解決してくれるのが、アンプシュミレーターです。

結論からお伝えすると、アンプシュミレーター選びの最適解はあなたの「主な用途」によって明確に分かれます。 ライブへの持ち込みや足元での直感的な操作を重視するなら「ハードウェア(ペダル型)」、DTMでの緻密な音作りやリアンプを重視するなら「ソフトウェア(プラグイン型)」を選ぶのが失敗しない最大のコツです。

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この記事では、ハードとソフトの決定的な違いや選び方のポイントを解説した上で、厳選したおすすめアンプシュミレーター8機種を徹底比較します。

あなたのプレイスタイルにぴったりの1台を見つけて、極上のギターサウンドを手に入れましょう。

目次

失敗しないアンプシュミレーターおすすめの選び方!ハードとソフトの違い

アンプシミュレーター選びで最初に直面するのが、「ハードウェア(ペダル型)」と「ソフトウェア(プラグイン型)」のどちらを選ぶかという問題です。

結論から言うと、ライブやスタジオに持ち込むならハードウェア、DTM(宅録)で徹底的に音作りをするならソフトウェアが最適です。

それぞれの環境で求められる機能や操作性が全く異なるため、自分のメインの用途を明確にすることが失敗しない選び方の第一歩となります。

ここからは、用途や機能に応じた具体的な選び方の基準を詳しく解説していきます。

用途で選ぶ(ライブならハード、宅録ならソフト)

アンプシミュレーターは、大きく分けて実機として存在する「ハードウェア」と、PC内で起動する「ソフトウェア」の2種類があります。

ライブやスタジオ練習が多い方には、足元に置けるハードウェア(ペダル型)が圧倒的におすすめです。

重い真空管アンプを持ち運ぶ労力から解放され、ギターケースのポケットに最高峰のアンプサウンドを忍ばせることができます。 また、自宅練習の際もPCを立ち上げる必要がなく、シールドを挿すだけで直感的に音が出せる手軽さも魅力です。

一方で、DTM(宅録)をメインに行う方には、ソフトウェア(プラグイン型)が適しています。

ソフトウェア最大のメリットは、録音した後にアンプの種類やセッティングを自由に変更できる「リアンプ」が容易な点です。 PCの画面上で視覚的にマイクの位置やエフェクトの接続順を細かく調整できるため、プロレベルの緻密な音作りが可能になります。

音質の決め手「IR(インパルスレスポンス)」対応をチェック

現代のアンプシミュレーターを選ぶ上で、絶対に外せないキーワードが「IR(インパルスレスポンス)」です。

IRとは、実際のスピーカーキャビネットの鳴り方や、マイクで収音した際の空気感をデジタルデータ化した技術のことです。 昔のアンプシミュレーターにありがちだった「ライン録り特有のペラペラした不自然な音」は、このIR技術によって過去のものとなりました。

現在発売されているおすすめモデルの多くは、高品質なIRデータを内蔵しています。

さらに本格的な音作りを目指すなら、「サードパーティ製(外部)のIRデータを読み込めるか」も重要なチェックポイントです。 お気に入りのキャビネットのIRデータを追加することで、アンプのポテンシャルを何倍にも引き出すことができます。

リアルな真空管の温かみや音圧感を求めるなら、必ずIR対応モデルを選びましょう。

アンプモデル数と操作性で選ぶ

アンプシミュレーターに「どれだけのアンプモデルが収録されているか」も、製品によって大きく異なります。

とにかく色々なジャンルの曲を弾きたい方には、数十種類から数百種類のアンプやエフェクターが詰め込まれたマルチエフェクタータイプや、総合ソフトウェアがおすすめです。 1台でクリーンから激しいハイゲインまで、あらゆるサウンドを網羅できます。

逆に、「Fenderのクリーンアンプの音が好き」「Marshallの歪みだけがあればいい」という方には、特定のヴィンテージアンプの再現に特化したペダル型が向いています。

特化型のモデルは、アンプモデル数が少ない代わりに、内部の処理能力を1つのアンプサウンドに集中させているため、圧倒的にリアルな音質を誇ります。

また、操作性も重要です。 実機のアンプと同じように「ツマミを回して直感的に音を作りたい」のか、「PCのマウス操作でグラフィカルに設定したい」のか、自分のプレイスタイルに合った操作感を選びましょう。

【早見表】アンプシュミレーターおすすめ8選の全体比較表

アンプシュミレーター選びで迷ったら、まずはご自身の主な用途を明確にすることが最も重要です。

ライブハウスに持ち込むのか、自宅のPCでじっくり宅録(DTM)をするのかで、選ぶべき機材は全く異なります。

ここでは、数あるアンプシュミレーターの中から厳選した8つの名機について、用途別の結論と全体比較表をご紹介します。

結論!用途別のおすすめアンプシュミレーターはこれ

結論から言うと、環境に合わせて以下の基準で選ぶのが最も失敗の少ない選び方です。

  • ライブやスタジオ練習メインの方 足元で直感的に操作できる「BOSS IR-2」「Line 6 HX Stomp」などのハードウェア(ペダル型)が圧倒的におすすめです。 アンプの重いヘッドを持ち運ぶ労力から解放され、どこでも安定した自分の音を出せます。

  • DTM(宅録)でプロ級の音源を作りたい方 PC上で緻密な音作りができる「IK Multimedia AmpliTube 5」「Neural DSP Archetype: Plini X」などのソフトウェア(プラグイン型)が最適です。 録音した後にアンプの種類やマイクの位置を自由に変更できるため、楽曲制作のクオリティが劇的に上がります。

  • 自宅練習で極上のトーンを楽しみたい方 PCを立ち上げずにサッと弾ける「Strymon Iridium」などのシンプルなペダル型が向いています。 ヘッドホンを繋ぐだけで、まるでスタジオで真空管アンプを鳴らしているようなリッチな響きを堪能できます。

おすすめ8選のスペック一括比較表

今回ご紹介するおすすめアンプシュミレーター8選の基本スペックを一覧表にまとめました。

価格やアンプモデル数、IR(インパルスレスポンス)対応の有無など、比較検討の参考にしてください。

商品名 タイプ 価格目安 アンプモデル数 IR対応 おすすめな人 公式URL
Strymon Iridium ハード(ペダル) 約67,000円 3種類 〇(外部読み込み可) 自宅練習・直感的な操作を好む人
BOSS IR-2 ハード(ペダル) 約27,500円 11種類 〇(外部読み込み可) コスパ重視・手軽に足元に置きたい人
UAFX Dream ’65 ハード(ペダル) 約68,200円 1種類(Fender特化) 〇(内蔵キャビネットのみ) 極上のビンテージクリーンを求める人
Line 6 HX Stomp ハード(マルチ) 約96,800円 80種類以上 〇(外部読み込み可) ライブも宅録も1台で完璧にこなしたい人
IK Multimedia AmpliTube 5 ソフト(プラグイン) 約50,990円 100種類以上 〇(独自VIR技術) 膨大な機材で緻密な音作りをしたい人
Positive Grid BIAS FX 2 ソフト(プラグイン) 約17,050円〜 100種類以上 〇(外部読み込み可) ギターマッチング機能など独自機能を使いたい人
Neural DSP Archetype: Plini X ソフト(プラグイン) 約20,000円 3種類 〇(外部読み込み可) モダンなハイゲインやクリアな音質を求める人
NI Guitar Rig 7 Pro ソフト(プラグイン) 約30,800円 25種類以上 〇(内蔵キャビネットのみ) ギター以外の楽器にもエフェクトを活用したい人

※価格は執筆時点の目安です。最新の価格やセール情報は各公式サイトをご確認ください。

ご自身のプレイスタイルや予算と照らし合わせながら、気になるモデルをチェックしてみてください。

続けて、ハードウェアとソフトウェアそれぞれのおすすめモデルを詳しく解説していきます。

【ハードウェア】アンプシュミレーターおすすめ4選(ペダル型)

ライブハウスへの持ち込みや、PCレスでの直感的な操作を重視する方には、 足元に置けるペダル型のアンプシュミレーターが最適です。

実機のアンプと同じようにツマミを回して音作りができるため、 初心者でも迷わず、スピーディーに理想のサウンドを作れます。

ここでは、プロの現場でも愛用される高音質モデルから、 コスパに優れた定番モデルまで、おすすめの4機種を厳選しました。

1. Strymon Iridium

項目 詳細
商品名 Strymon Iridium
タイプ ハードウェア(ペダル型)
価格目安 約67,000円
アンプモデル数 3種類(Fender、Vox、Marshall系)
IR対応 対応(9種類のキャビネットIR搭載)
おすすめな人 シンプルな操作で極上のクリーン〜クランチを作りたい人
公式URL

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は販売サイトをご確認ください。

Strymon Iridiumは、極上のクリーン〜クランチサウンドを求めるギタリストに、 圧倒的な支持を得ているペダル型アンプシュミレーターです。

搭載されているアンプモデルは、Fender、Vox、Marshall系の3種類のみ。 しかし、その分モデリングの精度が非常に高く、真空管の温かみを見事に再現しています。

高解像度なIR(インパルスレスポンス)を9種類内蔵しており、 空気感のあるリアルなキャビネットの鳴りをヘッドホンでも体感できます。

液晶画面がなく、実機アンプと同じようにツマミで直感的に操作できるため、 デジタル機器が苦手な方にもおすすめの1台です。

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2. BOSS IR-2

項目 詳細
商品名 BOSS IR-2
タイプ ハードウェア(ペダル型)
価格目安 約27,500円
アンプモデル数 11種類
IR対応 対応(Celestion IR搭載)
おすすめな人 コスパ重視で、多彩なアンプサウンドを手軽に持ち運びたい人
公式URL

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は販売サイトをご確認ください。

BOSS IR-2は、おなじみのコンパクトエフェクターサイズに、 本格的なアンプサウンドとIRキャビネットを凝縮した画期的なモデルです。

約2万円台後半という手頃な価格ながら、クリーンからハイゲインまで、 11種類もの多彩なアンプモデルを搭載しています。

さらに、世界標準とも言える「Celestion社」の高品位なIRデータを内蔵。 USB-C端子でPCやスマホと接続すれば、オーディオインターフェースとしても機能します。

エフェクターボードの隙間にスッと収まるサイズ感なので、 できるだけ荷物を減らしてライブやスタジオに行きたい方に最適です。

BOSS ボス BOSS ボス Amp & Cabinet IR-2 アンプ・シミュレーター

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3. Universal Audio UAFX Dream ’65 Reverb-Amplifier

項目 詳細
商品名 Universal Audio UAFX Dream ’65
タイプ ハードウェア(ペダル型)
価格目安 約68,200円
アンプモデル数 1種類(Fender Deluxe Reverb特化)
IR対応 対応(専用キャビネットモデリング)
おすすめな人 Fender系アンプの究極のリアルさを追求したい人
公式URL

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は販売サイトをご確認ください。

UAFX Dream ’65は、プロのレコーディング機材で有名なUniversal Audioが手掛けた、 Fenderアンプの再現に特化したペダルです。

1965年製Fender Deluxe Reverbのサウンドを徹底的に解析し、 真空管の挙動やスプリングリバーブの響きまで、圧倒的なリアルさで再現しています。

汎用的なマルチモデルとは異なり、この1台で出せるアンプの音は1種類のみ。 しかし、裏を返せば「本物のFenderサウンド」に一切の妥協がない証拠です。

ピッキングの強弱への追従性も実機そのものであり、 「アンプシュミレーター特有のデジタル臭さ」が苦手な方にこそ弾いてほしい名機です。

4. Line 6 HX Stomp

項目 詳細
商品名 Line 6 HX Stomp
タイプ ハードウェア(ペダル型)
価格目安 約96,800円
アンプモデル数 300種類以上(エフェクト含む)
IR対応 対応(サードパーティ製IR読み込み可)
おすすめな人 アンプからエフェクトまで、プロ品質の音を1台で完結させたい人
公式URL

※価格は執筆時点の目安です。最新情報は販売サイトをご確認ください。

Line 6 HX Stompは、最高峰モデルである「Helix」と同じ音質を、 超コンパクトなボディに凝縮した万能モデルです。

アンプモデルだけでなく、高品質なエフェクターも300種類以上内蔵しており、 マルチエフェクターとしても業界トップクラスの性能を誇ります。

サードパーティ製の外部IRデータも自由に読み込めるため、 音作りの幅は無限大と言っても過言ではありません。

価格は10万円前後とやや高額ですが、これ1台でライブから宅録まで全て完結するため、 長い目で見れば非常にコストパフォーマンスの高い投資になります。

【ソフトウェア】アンプシュミレーターおすすめ4選(プラグイン型)

DTM(宅録)でプロレベルのギターサウンドを録音したいなら、ソフトウェア(プラグイン型)のアンプシュミレーターが最適です。

PC内で音作りを完結できるため、録音後にアンプの種類や歪み具合を自由に変更できる「リアンプ」が最大のメリットと言えます。

オーディオインターフェースにギターを繋ぐだけで、深夜でもヘッドホンで極上の真空管サウンドを鳴らすことが可能です。

ここでは、世界中のプロミュージシャンも愛用する、最高峰のソフトウェアアンプシュミレーターを4つ厳選して紹介します。

5. IK Multimedia AmpliTube 5

項目 詳細
商品名 IK Multimedia AmpliTube 5
タイプ ソフトウェア(プラグイン)
価格目安 約50,990円
アンプモデル数 100種類以上(MAX版は400種以上)
IR対応 対応(カスタムIR読み込み可)
おすすめな人 王道のモデリングを大量に揃えたいDTMユーザー
公式URL

ソフトウェアアンプシュミレーターの代名詞とも言えるのが、IK Multimediaの「AmpliTube 5」です。

最大の特徴は、FenderやOrangeといった実在する有名アンプメーカー公認のモデリングが多数収録されている点です。

実機そっくりの美しいグラフィックで、ツマミを回す感覚もリアルに再現されています。

また、マイクの配置や部屋の反響(ルームアンビエンス)まで細かく設定できるため、本物のスタジオで録音したような空気感を作れます。

「とにかくたくさんの名機を試してみたい」という、音作りへの探求心が強い方にはたまらないソフトです。

6. Positive Grid BIAS FX 2

項目 詳細
商品名 Positive Grid BIAS FX 2
タイプ ソフトウェア(プラグイン)
価格目安 約17,050円〜
アンプモデル数 100種類以上(エディションにより異なる)
IR対応 対応
おすすめな人 手持ちのギターの音色自体を変えたい方、コスパ重視の方
公式URL

Positive Gridの「BIAS FX 2」は、革新的な機能とコストパフォーマンスの高さで大人気のプラグインです。

目玉機能である「Guitar Match(ギター・マッチング)」機能を使えば、手持ちのストラトキャスターをレスポールのような太い音に変えることができます。

さらに上位版の「BIAS AMP 2」と連携すれば、真空管の種類やトランスまで変更するマニアックな音作りも可能です。

定期的に半額近いセールを行っていることも多く、初めての有料アンプシュミレーターとしても非常におすすめです。

直感的な操作画面で、マルチエフェクターのようにサクサクと音作りが進みます。

7. Neural DSP Archetype: Plini X

項目 詳細
商品名 Neural DSP Archetype: Plini X
タイプ ソフトウェア(プラグイン)
価格目安 約20,000円
アンプモデル数 3種類程度(プラグインごとに特化)
IR対応 対応(高品位なIRを標準搭載)
おすすめな人 モダンなハイゲインサウンドやクリアなクリーンを求める方
公式URL

現代のメタルやプログレ界隈で「最強の音質」と絶賛されているのが、Neural DSPの「Archetype」シリーズです。

特定のアーティスト(PliniやTim Hensonなど)のサウンドに特化しており、収録アンプ数は少ないものの、その分1つ1つのクオリティが異常なほど高いのが特徴です。 最新の「Plini X」バージョンでは、さらに機能拡張や音質のブラッシュアップが図られています。

ピッキングのニュアンスに対する反応が極めて早く、レイテンシー(遅延)を全く感じさせない弾き心地を誇ります。

「アンプモデルの数は少なくていいから、とにかく最高級の音が欲しい」という方に最適です。

特に激しい歪み(ハイゲイン)でも音が潰れないクリアな解像度は、他の追随を許しません。

8. Native Instruments Guitar Rig 7 Pro

項目 詳細
商品名 Native Instruments Guitar Rig 7 Pro
タイプ ソフトウェア(プラグイン)
価格目安 約30,800円
アンプモデル数 25種類以上
IR対応 対応(Cabinet IR Loader搭載)
おすすめな人 ギターだけでなく、シンセやボーカルの加工にも使いたい方
公式URL

総合音源メーカーであるNative Instrumentsが手掛ける「Guitar Rig 7 Pro」は、エフェクトの自由度が群を抜いています。

最新バージョンでは、機械学習(ICM)技術を用いて真空管アンプの挙動をよりリアルに再現しています。

最大の特徴は、ギター専用という枠を超えたマルチエフェクト・ラックとしての側面が強いことです。

ボーカルに歪みを加えたり、シンセサイザーの音を太くしたりと、トラック全体のサウンドメイクに大活躍します。

「エフェクターを複雑に組み合わせて、誰も聴いたことがない奇抜な音を作りたい」というクリエイター気質の方におすすめです。

アンプシュミレーターのリアルな音を活かす!ライブ・宅録での接続方法

せっかく高音質なアンプシミュレーターを購入しても、繋ぎ方を間違えると本来の音質を発揮できません。

特に初心者の方が陥りやすいのが、「実機のアンプとシミュレーターの音が混ざってモコモコになる」という失敗です。

最高のギターサウンドを鳴らすためには、ライブ環境と宅録環境でそれぞれ正しい接続方法を理解する必要があります。

ここでは、アンプシミュレーターのポテンシャルを100%引き出すための具体的なセッティング方法を解説します。

ライブ・スタジオでの繋ぎ方(リターン挿し等)

スタジオやライブハウスに常設されているアンプ(JC-120など)を使う場合、「リターン挿し」が基本となります。

アンプの正面にある「INPUT」端子に繋ぐと、実機アンプのプリアンプ(音色を作る部分)を通ってしまいます。

その結果、アンプシミュレーターで作った音に実機アンプのキャラクターが二重に被さり、こもった音になりがちです。

これを防ぐには、アンプ背面にある「RETURN(リターン)」端子にケーブルを接続してください。

リターン端子に繋ぐことで、プリアンプを飛ばしてパワーアンプ(音を増幅する部分)だけを純粋に利用できます。

また、実機のスピーカーキャビネットから直接音を鳴らす場合は、アンプシミュレーター側の「キャビネット(IR)機能」は必ずOFFにしましょう。

キャビネット機能がONのままだと、「スピーカーの音をさらにスピーカーで鳴らす」状態になり、不自然なサウンドになってしまいます。

宅録(DTM)での繋ぎ方とレイテンシー対策

PCを使った宅録(DTM)環境では、オーディオインターフェースへの正しい接続とPC側の設定が重要です。

まず、ギターをオーディオインターフェースに繋ぐ際は、必ず「Hi-Z(ハイインピーダンス)」に対応した入力端子を使用してください。

Hi-ZスイッチをONにしないと、ギター本来の高音域が失われ、ペラペラな音で録音されてしまいます。

次に、ソフトウェア(プラグイン)型のアンプシミュレーターを使う際に壁となるのが「レイテンシー(音の遅れ)」です。

弦を弾いてからヘッドホンから音が鳴るまでにタイムラグがあると、気持ちよく演奏できません。

レイテンシーをなくすためには、DAWソフトやオーディオインターフェースの設定画面で「バッファサイズ(Buffer Size)」を下げる必要があります。

具体的には、録音時のバッファサイズを「64〜128サンプル」程度に設定するのがおすすめです。

ただし、バッファサイズを下げすぎるとPCのCPUに負荷がかかり、ノイズや音切れの原因になります。

お使いのPCスペックに合わせて、遅延を感じずノイズも出ない最適な数値を設定してみてください。

アンプシュミレーターのおすすめに関するよくある質問

アンプシュミレーター選びで迷いやすいポイントを、Q&A形式でまとめました。

マルチエフェクターとの違いや、無料ソフトの実力など、よくある疑問に具体的にお答えします。

機材選びで後悔しないためにも、ぜひ購入前の参考にしてください。

アンプシミュレーターとマルチエフェクターの違いは何ですか?

結論からお伝えすると、「音の土台作り」に特化しているか、「音の装飾」が得意かという明確な違いがあります。

アンプシミュレーターは、真空管の温かみやキャビネット(スピーカー)の空気感をリアルに再現する機材です。

一方のマルチエフェクターは、ディレイやコーラスなど、100種類以上の多彩なエフェクトを1台で使えるのが強みです。

たとえば、2万円台のエントリー向けマルチエフェクターは機能が豊富ですが、アンプサウンドの生々しさは少し劣ります。

対して、5万円台のアンプシミュレーター(Strymon Iridiumなど)は、アンプモデルを3種類程度に絞り込み、極限までリアルな音を追求しています。

本物の真空管アンプのような生々しい弾き心地を求めるなら、アンプシミュレーターを選ぶのが正解です。

無料(フリー)のアンプシュミレーターソフトでも十分ですか?

デモ音源の作成や、DTM初心者の音作り練習であれば、無料ソフトでも十分に活躍してくれます。

近年はフリーソフトのクオリティが飛躍的に向上しており、プロが仮録音で使うケースも珍しくありません。

たとえば、「AmpliTube 5 CS」などの無料版でも、3〜4種類の高品質なアンプモデルをすぐに試すことができます。

ただし、無料版は選べるマイクの種類が少なかったり、IR(インパルスレスポンス)の細かな位置調整が制限されていることが多いです。

本格的なアルバム制作や、サンプリングレート96kHz対応などの高解像度な音質を求めるなら、やはり1万円〜2万円台の有料ソフトが必要になります。

まずは無料版でPC上の操作感や音質を試し、機能に物足りなさを感じたら有料版へアップグレードするのが賢い選び方です。

初心者はハードとソフトどちらを選ぶのがおすすめですか?

機材の扱いに慣れていない初心者の方には、直感的に操作できる「ハードウェア(ペダル型)」を強くおすすめします。

ソフトウェア(プラグイン型)は、PCのスペックやオーディオインターフェースの接続など、専門的な知識が求められるからです。

PC環境によっては、ギターを弾いてからヘッドホンから音が鳴るまでの「レイテンシー(遅延)」が発生し、設定に何時間も悩むケースがあります。

しかしBOSS IR-2などのハードウェア型なら、実機のアンプと同じようにツマミを回すだけで、すぐに極上のサウンドを楽しめます。

PCの面倒な設定に時間を奪われず、まずはギターを弾くことに集中したいという方は、迷わずハードウェア型を選んでください。

まとめ:おすすめのアンプシュミレーターで理想の音を手に入れよう

アンプシュミレーターは、ギタリストの練習環境や録音のクオリティを劇的に変える必須アイテムです。

ライブハウスへの持ち込みや、PCなしで手軽に練習したい方は、足元で操作できるハードウェア(ペダル型)が適しています。

一方で、DTM(宅録)で何十種類ものアンプモデルを駆使し、プロレベルの音源を作りたい方にはソフトウェア(プラグイン型)が圧倒的に有利です。

ご自身の演奏スタイルや環境に合わせて、最適なアンプシュミレーターを選んでみてください。

目的別・最適アンプシミュレーターのおさらい

改めて、用途別にどのアンプシュミレーターを選ぶべきか振り返ります。

  • ライブやスタジオ練習メインの方 BOSS IR-2やStrymon Iridiumなどのペダル型が活躍します。 エフェクターボードに組み込みやすく、実機のアンプと同じようにツマミで直感的に操作できるのが最大の強みです。 価格は2万円台〜5万円台が目安となり、初期投資としては手頃な部類に入ります。

  • 宅録(DTM)で緻密な音作りをしたい方 AmpliTube 5やBIAS FX 2などのソフトウェアが最適です。 100種類以上のアンプモデルやエフェクトをPC画面上で自在に組み合わせることが可能です。 録音後にアンプの種類を変える「リアンプ」ができるため、ミックス時の修正が容易になるというメリットがあります。

  • ライブも宅録も両方妥協したくない方 Line 6 HX Stompのような、オーディオインターフェース機能を内蔵したハイエンドなハードウェアがおすすめです。 約10万円前後の価格となりますが、PCに繋げばそのまま高音質な録音環境が完成します。 別々に機材を揃える手間と費用を考えれば、むしろコストパフォーマンスに優れた選択肢となります。

購入前に確認しておきたい最後のポイント

アンプシュミレーターを購入する際は、「IR(インパルスレスポンス)」に対応しているかを必ず確認してください。

IRデータを読み込める機種であれば、実際のレコーディングスタジオでマイク録りしたような、生々しい空気感やキャビネットの鳴りを再現できます。

最新のアンプシュミレーターは、数年前のモデルとは比較にならないほどモデリング精度が向上しています。 ぜひ、ご自身の耳と指先で、真空管アンプさながらのリアルなレスポンスを体感してください。

豊富なラインナップの中から、予算や用途にぴったりの一台を見つけて、極上のギターサウンドを手に入れましょう。

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