「ギターを手放したいけれど、どうせなら少しでも高く売りたい」と悩みますよね。スマホひとつで手軽に出品できるメルカリは、自分で価格を決められるため、相場以上の高値で売れるチャンスがあります。
しかし、いざ出品してみると「10%の販売手数料と高額な送料が引かれて手取り額が激減した」「梱包材の準備や発送作業に半日以上かかった」「配送中にネックが折れてクレームになった」と、後悔する方も少なくありません。
実は、メルカリで売るのが「お得」か「損」かは、かかる手間とリスクを時給換算してみることで明確になります。
一方で、「面倒な作業は一切したくない」「配送中の事故リスクをゼロにしたい」という方には、プロが自宅まで来てその場で現金化してくれる「楽器買取専門業者の出張買取」が最適な選択肢です。
本記事では、メルカリでのリアルな手取り額と時給換算の現実を突きつけた上で、相場より高く売るための「コピペ用出品テンプレート」や、安全な梱包手順を完全公開します。さらに、タイパと安心感を重視する方向けに、おすすめの楽器買取業者3社を厳選してご紹介します。ご自身の状況に最も合う売却方法を見つけて、後悔のない取引を実現しましょう。
手軽でトラブルリスクなし!
【結論】メルカリでギターを売る手取り額はどうなる?買取業者との相場・手間比較
ギターをメルカリで売ることは、相場以上の高値で売却できる可能性を秘めています。しかし、見えないコストには十分な注意が必要です。
「3万円で売れた!」と喜んでも、見えないコストを引かれた本当の手取り額を知ると、苦労が報われない現実に直面するかもしれません。まずは、メルカリと楽器専門買取業者を比較し、手元に残る金額や手間、リスクを総合的に判断することが大切です。具体的な数字と事例を交えながら、本当の利益がどこにあるのかを詳しく紐解いていきましょう。
10%の販売手数料と高額送料!メルカリのリアルな手取り額事例

メルカリでギターを出品する際、最も気をつけなければならないのが各種手数料と送料の存在です。メルカリというプラットフォームを利用してギターを売却する場合、売上金から必ず「10%の販売手数料」が差し引かれます。
さらに、ギターのような大型の楽器は送料が非常に高額になります。一般的なエレキギターやアコースティックギターを安全に発送するためには、160サイズから170サイズ、あるいはそれ以上の大きさの段ボールやハードケースが必要です。メルカリ公式の配送サービスを利用しても、送料は最低でも約1,700円から2,500円程度、場合によっては3,000円近くかかることも珍しくありません。
ここで、実際に「Fender Squier」のエレキギターをメルカリで売却したリアルな事例を見てみましょう。
- メルカリでの売却価格:22,000円
- 販売手数料(10%):マイナス 2,200円
- ギターの送料:マイナス 3,000円
- 実際の手取り額:16,800円
いかがでしょうか。22,000円という魅力的な金額で売れたように見えても、実際の手取り額は約16,000円台まで目減りしてしまいます。手数料と送料という見えない税金によって、あなたの利益は確実に削られています。
一方で、同じギターを楽器専門の買取業者に査定依頼した場合、査定額は15,000円でした。出張買取や店頭買取を利用すれば、買取業者には販売手数料も送料も一切かかりません。提示された15,000円が、そのまま手取り額となります。
つまり、メルカリで苦労して22,000円で販売しても、買取業者との最終的な手取り額の差はわずか1,800円にしかならなかったのです。この1,800円という差額を「お得」と捉えるか、「手間に見合わない」と捉えるかが、売却先を選ぶ重要な分かれ道となります。表面上の売却価格だけで判断せず、必ず「販売手数料」と「送料」を差し引いた最終的な手取り額で比較するようにしましょう。
時給換算約600円?出品から発送まで合計約7.5時間の労力

メルカリと買取業者の手取り額の差がわずか数千円だった場合、次に考えるべきは「その数千円を得るためにどれだけの手間と時間をかけるのか」というポイントです。メルカリでギターを売るためには、出品から発送まで全ての作業を自分一人で行う必要があります。
実際にメルカリでギターを出品し、取引が完了するまでにかかった作業時間のリアルな内訳を見てみましょう。
- 商品写真の撮影(約2時間)
ギターの魅力を伝える全体写真から、傷やネックの反り具合、シリアルナンバーなどの細部まで、光の当たり方を調整しながら何枚も撮影する必要があります。 - 説明文の作成とスペック調査(約1時間)
メーカー名や型番はもちろん、ピックアップの種類や木材の材質、使用歴などを正確に記載しなければなりません。 - 質問対応と値下げ交渉(約2時間)
出品中は昼夜問わずコメントが届きます。「○○円に値下げできませんか?」「フレットの残りは何割ですか?」といった質問に、丁寧かつ迅速に返信する必要があります。 - 梱包作業(約1.5時間)
ギターは非常にデリケートな楽器です。ネックを保護し、弦を緩め、大量の緩衝材(プチプチ)を使って厳重に梱包する作業は、想像以上に重労働です。 - 発送手続き(約1時間)
重くて大きなギターを抱え、コンビニや配送業者の営業所まで持ち込む手間がかかります。
これらの作業を合計すると、なんと約7.5時間もの労力がかかっていることが分かります。もし、買取業者との手取り額の差が4,500円だったと仮定しましょう。4,500円の利益を得るために7.5時間働いたとすると、時給換算で約600円の労働ということになります。
数千円の差額を得るために、あなたは大切な休日を7.5時間も犠牲にしますか?時給600円の作業を「ギターへの愛情」として楽しめる方であれば、メルカリは素晴らしい選択肢になります。しかし、仕事やプライベートで忙しい方にとって、この膨大な作業時間は決して無視できない大きなコストと言えるでしょう。
メルカリvs楽器専門買取業者!手取り・手間・リスク比較

ここまで、メルカリにおけるリアルな手取り額と、出品にかかる膨大な作業時間について解説してきました。最終的にどこでギターを売るべきかを決めるためには、手取り額と手間、そして安心感のバランスを比較することが不可欠です。
以下の表に、メルカリと楽器専門の買取業者の特徴をまとめました。それぞれの手取り額の目安、かかる手間、売却までのスピード、そして抱えるリスクを一目で比較してみましょう。手取り額、手間、そして安心感。全てを天秤にかけた時、あなたにとっての「本当の利益」が見えてきます。
| 売却先 | 手取り額目安 | 手間 | スピード | リスク |
|---|---|---|---|---|
| メルカリ等のフリマアプリ | 自分次第だが、10%の手数料と高額な送料が引かれる | 膨大(写真撮影・説明文作成・梱包・発送を全て自力で実施) | 不確定(出品から購入、入金完了まで数日〜数ヶ月かかる) | 高い(配送中のネック折れなどの破損・購入者からのクレーム) |
| 楽器専門買取業者 | 相場に基づく適正価格(出張買取なら送料・手数料は完全無料) | 少ない(電話やWebから申し込んで自宅で待つだけで完結) | 即日〜数日(出張買取なら最短30分でその場で現金化) | 低い(プロが対面で査定・運搬するため破損やクレームのリスクなし) |
表を見ていただくと分かる通り、メルカリは「自分次第で高く売れる可能性」がある一方で、手間とリスクの負担が非常に大きいという特徴があります。特に「リスク」の項目にある配送中の破損や、購入者とのトラブルは、精神的なダメージにも直結します。
一方で楽器専門の買取業者は、適正な相場価格での取引となるため、メルカリで直接売却するよりも表面上の金額はやや下がる傾向にあります。しかし、10%の販売手数料や高額な送料は一切かかりません。さらに、出張買取を利用すれば梱包の手間もゼロになり、最短その日のうちに現金を受け取ることが可能です。
「多少手間をかけても1円でも高く売りたい」という方は、メルカリの活用が向いています。しかし、「時給換算の労力をかけたくない」「配送トラブルやクレームの恐怖から解放されたい」という方には、楽器専門の買取業者を利用する方が、結果的にタイパ(タイムパフォーマンス)が高く、精神的にも圧倒的に楽だと言えるでしょう。
メルカリでギターを売るメリット・デメリットとリスク

メルカリなどのフリマアプリでギターを売却することには、高値で売れるチャンスがある反面、無視できないデメリットやリスクが存在します。
ここからは、個人間取引ならではの光と影について、具体的な事例を交えながら詳しく解説していきます。良い面だけでなく、注意すべきポイントもしっかりと把握した上で、ご自身の状況に合った売却方法を選びましょう。
メリット:自由に価格設定でき相場以上の高値で売却可能
メルカリを利用する最大の魅力は、なんといっても「自分で納得のいく価格を設定できる」という点です。リサイクルショップ(ハードオフなど)や一般的な買取業者に持ち込む場合、お店側の利益や人件費が差し引かれるため、どうしても査定額が控えめになりがちです。
しかし、メルカリは個人間取引であるため、仲介業者の利益が上乗せされません。そのため、買い手が見つかりさえすれば、相場(適正価格)よりも高い金額で売却できる可能性を秘めています。特に、限定モデルや生産終了となった希少なギター、人気アーティストのシグネチャーモデルなどは、熱心なファンが高値で購入してくれるケースも少なくありません。
また、「お金を稼ぐ」という目的だけでなく、直接次のオーナーに楽器を譲り渡す感覚が味わえるのもフリマアプリならではの体験です。愛着のあるギターだからこそ、自分が納得できる価格で直接次のオーナーに託せる喜びがあります。価格設定の自由度が高く、自分のペースで販売戦略を練ることができるのは、メルカリに出品する大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット:値下げ交渉の手間と理不尽なクレーム対応
一方で、メルカリ特有の文化が大きなストレスになることも事実です。その代表格が「値下げ交渉」と「クレーム・返品トラブル」です。メルカリでは、出品直後から「即決するので半額になりませんか?」といった極端な値下げ要求がコメント欄に寄せられることが頻繁にあります。こうしたメッセージに一つひとつ丁寧に対応するのは、想像以上に時間と手間(やり取り・手続き)がかかります。
さらに厄介なのが、商品到着後の理不尽なクレーム対応です。ギターは木材で作られた繊細な楽器であるため、「ネックの反り」や「フレットの減り」に対する感じ方には個人差があります。出品者が「プレイに支障なし」と判断していても、購入者から「思っていた状態と違う」「写真にない傷があった」とクレームが入り、最悪の場合は返品・返金を要求されるリスクが常に付きまといます。
売れた後の理不尽なクレームや値切り交渉は、想像以上に精神的な体力を奪います。細かいやり取りが苦手な方にとっては、こうしたトラブル対応は大きなデメリットになります。しかし、その分をあらかじめ想定してプロフィールや説明文を丁寧に作り込めば、不要なトラブルを未然に防ぐことが可能です。買い手と誠実に向き合うことで、直接感謝の言葉をもらえるという個人取引ならではの魅力も存在します。
デメリット:配送中のネック折れなど10万円規模の破損リスク
メルカリでギターを売る上で、最も恐ろしいリスクが「配送中の破損」です。ギターは非常にデリケートな楽器であり、ちょっとした衝撃で重大なダメージを受けてしまいます。特に、ヘッド部分に角度のついたレスポールタイプのギターなどは、運搬中に倒れただけで「ネック折れ」を起こしやすい構造になっています。
過去の体験談(実体験)などを見ると、段ボールや緩衝材(プチプチ)でしっかりと梱包したつもりでも、配送業者の扱い方次第で無惨な姿になって届いてしまったという悲しい事例が数多く報告されています。中には、配送事故によって10万円以上の損失を出してしまったケースもあるほどです。
梱包を解いた購入者から届いた「ネックが折れています」というメッセージ。その瞬間、すべてが水の泡になります。もし補償が下りなかった場合、手元には壊れたギターと無価値になった売上金だけが残ります。
「厳重な梱包」や「万が一の補償交渉」に不安を感じる方にとって、この破損リスクは大きな壁となるでしょう。裏を返せば、この後にご紹介する「正しい梱包知識と配送ルールの遵守」さえ徹底できれば、こうした破損トラブルを極限まで減らし、個人間でも安全に取引を進められるという強みの証拠でもあります。
メルカリでギターを相場より高く売るコツ【コピペ用テンプレート完備】

メルカリでギターを相場より高く、そして早く売るためには、事前の準備と買い手を安心させる工夫が不可欠です。
ここでは、初心者の方でもすぐに実践できる高額売却のコツと、そのまま使える商品説明のテンプレートをご紹介します。
検索機能で「販売済み」をチェック!適正相場の調べ方
メルカリでギターを出品する際、最初にやるべきことは「自分のギターが現在いくらで取引されているか」を正確に知ることです。価格設定を誤ると、いつまで経っても売れ残ったり、逆に安く売りすぎて損をしてしまう原因になります。
相場を調べる方法は非常にシンプルです。メルカリの検索窓に「メーカー名+型番(例:Fender Stratocaster 1993)」を入力して検索します。その後、絞り込み機能を使って「販売状況」を「売り切れ」に設定してください。
現在出品されている商品の価格(売れ残っている希望価格)ではなく、実際に購入された「販売済み」の価格を見ることで、リアルな取引相場を把握することができます。同じ型番でも、製造年やカラー、状態によって価格は変動するため、自分のギターと似た状態のものがいくらで売れているかを複数チェックしましょう。
「高すぎて売れない」「安すぎて損をした」を防ぐため、まずは過去の取引履歴から相場の答え合わせをしましょう。相場を把握した上で、少し高めに設定して値下げ交渉の余地を残すのが賢い出品戦略です。
ケースや保証書など付属品を揃え、クリーニングで価値を上げる
ギター本体の価値を最大限に引き出すためには、「付属品(保証書など)」の有無と「見た目の美しさ」が非常に重要です。購入者は、新品に近い状態のものを求めています。
まず、購入時に付属していたものは可能な限りすべて揃えましょう。純正のハードケースやソフトケース、メーカーの保証書(期限切れでも本物の証明になります)、取扱説明書、トレモロアーム、予備のパーツなどが揃っていると、買い手の安心感に繋がり、査定額や販売価格に大きなプラスとなります。押入れに眠っている付属品は、ギターの価値をワンランク引き上げる魔法のアイテムです。
また、出品用の写真を撮影する前に、ギター全体を丁寧にクリーニングしましょう。専用のポリッシュでボディの指紋や汚れを拭き取り、金属パーツのくすみを落とすだけで、写真映えが劇的に変わります。綺麗な状態であることをアピールできれば、「大切に扱われてきた楽器だ」という印象を与え、高値での売却に直結します。
そのまま使える商品説明文&値下げ交渉返信テンプレート
メルカリで高額なギターを売る場合、購入者は「本当に不具合はないか」「信頼できる出品者か」と慎重になっています。購入者の不安を取り除くためには、ギターのスペックや状態(マイナスポイントも含めて)を、具体的かつ包み隠さず記載することが重要です。
メーカー、型番、購入年、使用頻度、保管状況(非喫煙環境など)、修理歴、そして傷や打痕の場所などを詳細に書き出しましょう。マイナス面を正直に伝えることで、逆に信頼性が高まり、後のクレームを防ぐことができます。
何をどう書けばいいか迷ったら、以下のテンプレートをそのままコピペしてご活用ください。買い手の不安を効果的に払拭し、スムーズな取引を実現するのに役立ちます。
【メーカー】〇〇〇〇
【型番】〇〇〇〇
【購入時期】〇〇年〇月頃
【使用頻度】自宅で数回弾いた程度/ライブで〇回使用など
【保管状況】ハードケースに入れて保管。非喫煙、ペットなし環境です。
【状態(ネック・フレット等)】ネックの反りは素人目には見られません。フレットは〇割程度残っています。
【傷や修理歴】ボディ裏側に〇cmほどの擦り傷があります(写真〇枚目参照)。修理歴はありません。
【付属品】純正ハードケース、保証書、トレモロアーム
また、メルカリでは値下げ交渉が日常茶飯事です。無謀な値下げ要求に対して感情的にならず、丁寧に対応するための「値下げ交渉返信テンプレート」も用意しておくと安心です。
【値下げを断る・または条件を提示する返信テンプレート】
コメントありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、出品したばかりですので、現在のところ大幅な値下げは考えておりません。
せっかくご検討いただいておりますので、お気持ち程度となりますが、〇〇円引きの【〇〇円】でしたら対応可能です。
ご希望に添えず恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。
こうしたテンプレートを活用することで、文章を考える手間(やり取り・手続き)を大幅に削減し、ストレスなく出品作業を進めることができます。
トラブルを防ぐ!メルカリ公式ルールに基づいたギターの梱包・発送手順

メルカリでギターを売却する際、最も気をつけたいのが「発送時のトラブル」です。
不十分な梱包は、配送業者に引き受けを断られたり、到着後の破損による深刻なクレームに直結します。ここでは、主要な配送方法のルールと、配送中の衝撃から大切な楽器を守るための具体的な梱包手順を分かりやすく解説します。
らくらくメルカリ便(160サイズ/1,700円)はハードケース必須!
メルカリでギターを発送する際、多くの方が利用を検討するのが「らくらくメルカリ便」です。ヤマト運輸と提携しており、匿名配送(ゆうゆうメルカリ便・匿名配送)や追跡・補償サービスが充実しているため、高額なギターを送るには非常に安心感があります。
しかし、ギターをらくらくメルカリ便で発送する場合、メルカリの公式ルールとして「必ず楽器専用のハードケースに入れること」が義務付けられています。
段ボールで厳重に包んでいたとしても、中身がソフトケースの場合は配送を断られてしまいます。知らずにソフトケースで持ち込むと、その場で発送を断られるという最悪の事態になりかねません。店舗の窓口や営業所まで重いギターを運んだのに、そのまま持ち帰ることになれば、労力も時間も無駄になってしまいます。
らくらくメルカリ便のサイズ上限は「160サイズ(3辺の合計が160cm以内)」となっており、重さは25kgまで対応しています。この160サイズでギターを発送した場合の送料は全国一律で1,700円です。ハードケースのサイズによっては160サイズに収まらない可能性もあるため、梱包前に必ずメジャーで3辺の長さを測っておきましょう。
「ハードケースを持っていないから、大型らくらくメルカリ便(梱包・発送たのメル便)を使えばいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、楽器類は梱包・発送たのメル便の取り扱い対象外となっているため、利用することができません。ハードケースを所持している方限定の発送方法にはなりますが、らくらくメルカリ便を利用すれば、運搬中の破損リスクを最小限に抑えることが可能です。
ゆうゆうメルカリ便(170サイズ/1,900円)やその他の配送方法
「ギターを売りたいけれど、手元にはソフトケースしかない」という方も多いはずです。ハードケース必須のルールは、ソフトケースしか持っていない方には向いていません。その分、別の配送方法を選ぶことで問題を解決できます。
ソフトケースでギターを発送したい場合の有力な選択肢となるのが、日本郵便と提携している「ゆうゆうメルカリ便」です。ゆうゆうメルカリ便であれば、ハードケースが必須という厳しいルールは設けられていません。ハードケースを持っていない方にとって強力な味方になりますが、梱包の責任はより重くなります。
ゆうゆうメルカリ便のサイズ上限は「170サイズ」まで対応しており、170サイズの送料は全国一律で1,900円となります。らくらくメルカリ便の1,700円と比べると少し送料は上がりますが、それでも匿名配送と補償がつくメリットは絶大です。
もし、ケースや段ボールのサイズが170サイズを超えてしまう場合は、メルカリ便以外の配送サービスを利用する必要があります。たとえば、ヤマト運輸の「通常の宅急便」であれば、200サイズ(30kgまで)の大型荷物にも対応しています。
ただし、通常の宅急便や佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅急便」を利用する場合は、匿名配送が利用できず、お互いの住所や氏名を知らせる必要があります。また、送料も発送先地域によって変動し、メルカリ便よりも高額になるケースが多い点に注意が必要です。
弦を緩めるのが鉄則!プチプチと段ボールによる安全な梱包方法
配送方法が決まったら、いよいよ梱包作業です。ギターを安全に届けるための梱包には、いくつかの重要な手順があります。
まず、梱包を始める前に「必ずギターの弦を適度に緩めること」が鉄則です。弦を張ったままのギターは、ネックに強い張力(テンション)がかかり続けています。そのまま配送時の衝撃が加わると、ネックが反ってしまったり、最悪の場合は折れてしまう危険性があります。ペグを回して、弦がだらんと少し緩む程度まで張力を落としておきましょう。
弦を緩めたら、以下の手順で梱包を進めます。
- ケース内の隙間を埋める
ギターをケースに入れた後、ネック周辺やボディの周りにできる隙間を埋めます。エアクッション(緩衝材・プチプチ)や丸めた新聞紙をふんわりと詰め、ギターがケースの中で横揺れしないように固定します。 - ケース全体をプチプチで包む
ハードケースでもソフトケースでも、ケースそのものをプチプチで何重にも巻き、外側からの衝撃に備えます。 - ギター専用の段ボールに入れる
最後に、梱包したケースを楽器専用の縦長段ボールに入れます。ここでも段ボールとケースの間に隙間ができるため、緩衝材を隙間なく敷き詰めます。
「これでもか」というくらい緩衝材を詰めること。それが、愛器を無事に届けるための最後の愛情表現です。きつく詰めすぎると外側からの圧力が直接ギターに伝わってしまうため、ふんわりと包み込むようにクッション性を持たせるのがコツです。
手元にちょうどいい段ボールがない場合は、楽器店やホームセンターで購入するか、ネット通販でギター梱包専用の段ボールを取り寄せる必要があります。梱包資材の調達にも費用と手間がかかる点は、あらかじめ計算に入れておきましょう。
タイパと安心を優先するなら?最適な選び方とおすすめ楽器買取業者3社

メルカリでの出品や梱包、購入者とのやり取りに少しでも負担を感じた方は、楽器買取専門店(買取業者)を利用するのがもっとも賢明な選択です。
販売手数料10%や高額な送料もかからないため、手取り額(売却金額・査定額)が極端に減ることもありません。ここでは、タイパと安心感を両立できる、おすすめの買取業者3社をご紹介します。
梱包や破損リスクを避けたい人への救済措置「出張買取」とは

楽器専門の買取業者には、主に「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」という3つの買取方法が用意されています。その中でも、フリマアプリの手間に嫌気がさした方に強くおすすめしたいのが「出張買取」です。
出張買取を利用すれば、事前の申し込みをして自宅で待つだけで、専門の査定士が訪問してくれます。その場でギターを査定し、金額に納得すれば即座に現金で買取額を受け取ることが可能です。
「メルカリの梱包なんて絶対に無理…」そう感じたあなたは、プロに全て丸投げできる出張買取という特権を使ってください。出張買取最大のメリットは、自分でギターを運ぶ必要がないため、配送中の破損リスク(ネック折れなど)が完全にゼロになることです。
もちろん、段ボールを用意する手間も、緩衝材を詰める苦労も必要ありません。さらに、出張料や査定料が無料の業者を選べば、万が一査定額に納得できずにキャンセルした場合でも、費用は一切かかりません。大型のアンプやエフェクターが複数ある場合でも、まとめて引き取ってもらえるため、非常に効率的です。
自力での梱包や発送作業が苦手な方にとって、出張買取はまさに救済措置となります。プロの査定員と対面で会話できるため、ギターのアピールポイントを直接伝えられ、価格交渉がしやすいのも大きなメリットです。
1位 楽器の買取屋さん:最短30分で無料出張!楽器専門の高額査定
楽器を手放す際、真っ先に検討したいのが楽器専門買取業者の「楽器の買取屋さん」です。専門業者ならではの確かな目で、ギターの本当の価値を見定めてくれます。
楽器の買取屋さんの最大の特徴は、「最短30分で出張査定に来てくれる圧倒的なスピード」です。電話1本で申し込みが完了し、思い立ったその日のうちにギターを現金化することが可能です。引っ越しを控えていて時間がない方や、すぐに資金が必要な方にとって、これほど頼りになるサービスはありません。
楽器の本当の価値を知り尽くしたプロフェッショナルが、最短30分であなたの自宅へ駆けつけます。楽器専門店であるため、他店では安く買い叩かれがちなヴィンテージギターやマイナーなブランドのギターでも、市場相場(適正価格)に基づいた高額査定が期待できます。
また、ネックが反っていたり、音が出ないジャンク品のギターであっても買取の対象となります。状態(ネックの反り・フレットの減り・ジャンク品)に自信がない場合でも、まずは無料査定を依頼してみる価値は十分にあります。
| 買取方法 | 出張買取・宅配買取・店頭買取 |
|---|---|
| 査定スピード | 出張買取なら最短30分、その場で現金化 |
| 送料・手数料 | 出張料・査定料・送料・キャンセル料すべて無料 |
| 対応エリア | 全国33都道府県(エリア詳細は公式サイトで要確認) |
2位 ザ・ゴールド:楽器以外の不用品も!全国77店舗の総合買取
「ギターだけでなく、家にある他の不用品もまとめて処分したい」という方に最適なのが「ザ・ゴールド」です。テレビCMでもお馴染みの大手総合買取業者として、全国に77の直営店を展開しています。
ザ・ゴールドは楽器専門ではありませんが、楽器の買取にも非常に力を入れています。社内に専門の査定スタッフが在籍しており、ギターのブランドや年式をしっかりと評価してくれるため安心です。総合買取店でありながら、専門業者に引けを取らない適正な査定額を提示してくれます。
引っ越しや断捨離で「あれもこれも全部まとめて片付けたい」という方に、圧倒的な利便性を提供します。ギターと一緒に、着なくなったブランド服、使わなくなった時計や貴金属、骨董品など、幅広いジャンルの品物を一度の出張買取で一掃できます。
店舗数が多いため、自宅の近くに店舗がある場合は「店頭買取」もスムーズに利用できます。もちろん出張買取を利用する際の出張料や査定料、キャンセル料は完全無料です。接客態度や査定の丁寧さに対する口コミ評価も高く、初めて買取業者を利用する方でも安心して依頼できる環境が整っています。
| 買取方法 | 出張買取・宅配買取・店頭買取 |
|---|---|
| 査定スピード | 出張買取ならその場で査定・現金化 |
| 送料・手数料 | 出張料・査定料・送料・キャンセル料すべて無料 |
| 対応エリア | 全国対応(一部離島等を除く) |
3位 バイセル:累計4,300万点!24時間受付の上場企業サービス
圧倒的な買取実績と企業の信頼性を重視するなら、「バイセル」がおすすめです。上場企業である株式会社BuySell Technologiesが運営しており、累計の買取実績はなんと4,300万点を突破しています。
バイセルの強みは、「24時間いつでも電話受付が可能」という点です。日中は仕事で忙しく、買取の申し込みをする時間が取れない方でも、深夜や早朝を問わず、自分の都合の良いタイミングで問い合わせができます。
上場企業ならではの盤石な信頼感。思い立った深夜でも、24時間いつでもあなたの売却をサポートします。出張買取の際も、コンプライアンスを徹底した査定員が訪問するため、強引な押し買いや不当な査定を受ける心配はありません。
全国に約150の店舗を構えているため、近くの店舗へギターを直接持ち込むことも容易です。ザ・ゴールドと同様に、楽器以外のブランド品や着物などの買取にも対応しており、幅広い品物の売却を一度に済ませたい方にも向いています。相見積もりを取る際の比較対象としても、非常に頼りになる一社です。
| 買取方法 | 出張買取・宅配買取・店頭買取 |
|---|---|
| 査定スピード | 出張買取ならその場で査定・現金化 |
| 送料・手数料 | 出張料・査定料・送料・キャンセル料すべて無料 |
| 対応エリア | 全国対応(一部離島等を除く) |
ギター売却時の税金・確定申告はどうなる?

メルカリなどでギターが高値で売れた際、「これって確定申告が必要なの?」「税金(生活用動産・税金)を後から払わないといけないの?」と不安に思う方も多いでしょう。特に高額な楽器が売れた場合、税務署から指摘されるのではないかと心配になりますよね。
ここでは、どのような条件で非課税になるのか、国税庁のルールに基づき分かりやすく解説します。
1本30万円以下のギターは「生活用動産」で非課税
「税金を取られるのでは?」という不安は無用です。30万円以下のギターなら、煩わしい確定申告の心配は一切ありません。
個人の趣味で使用していたギターを売却して得たお金は、税務上「生活用動産」の譲渡とみなされます。生活用動産とは、日常生活に必要な動産(家具や衣服など)のことですが、趣味で使う楽器もこれに含まれます。そして、この生活用動産の売却による所得は、原則として非課税となります。つまり、税金はかからず、確定申告も不要です。
ただし、注意が必要なケースもあります。1点(1本)の売却価格が30万円を超える場合は、生活用動産としての非課税の対象外となり、譲渡所得として課税の対象になる可能性があります。
しかし、その場合でも過度な心配はいりません。譲渡所得の計算では、売却価格から「購入価格(取得費)」や「売却にかかった費用(譲渡費用)」を引き、さらに特別控除の50万円を差し引きます。この計算結果である「利益(所得)」がゼロまたはマイナスであれば、税金はかからず確定申告も不要です。
例えば、過去に40万円で購入したギターがメルカリで27万円で売れたとします。この場合、購入価格よりも売却価格の方が低く、利益が出ていない(譲渡損失となっている)ため、申告の必要はありません。フリマアプリでの一般的な中古品売却で、購入額以上の大きな利益が出ることは稀です。そのため、よほどプレミアのついたヴィンテージギターなどで大きな利益が出ない限り、メルカリでの売却で確定申告を心配する必要はありません。



