「12弦セミアコ」
製作者
村井 弦(26歳)
コース
アコースティック科
コメント
「アンプを使用するセミアコには箱鳴りが必要なのだろうか?」と疑問に思い、必要ないのであればボディ厚を可能な限り薄くすることができると考え製作しました。電気パーツの中で一番厚みをとってしまうジャックをエンドピンジャックに変えたことで実現することができました。
スペック
構造
セットネック
(ダヴテイルジョイント)
スケール
628mm スケール
指板
ローズウッド
ペグ
改造クルーソンタイプ
ボディー
トップ:ハードメイプル/バック&サイド:ハードメイプル
ブリッジ
チューン-O-マッチック
(サドルを改造)
テールピース
12弦用ストップテイルピース
ピックアップ
P-90
塗装
下地:ウレタン/
トップ:ラッカー
●「TOKYOハンドクラフトギターフェス2005」に出展して..........
楽器販売店では見られないものが多く見られ出展者のこだわりの伝わる展示会でした。
●講師コメント..........
ナット幅も細く普通の6弦ギターから持ち替えてもほとんど違和感ありません。初めて12弦を持つ人でも問題無しです。ペグはクールソン両連タイプのものを6連タイプに加工し、間隔を狭めることでヘッドの長さを短くし、持った時のバランスがとてもよくできています。